マーケティングの天才 指原莉乃は松本人志を踏み台にできるのか

競争が一番激しい芸能界 そこで勝ち続ける2人 指原莉乃と出川哲郎 そこにはマーケティングの基本にのっとった正しい戦略があった。 王道のアイドルでは勝てないと知り、 ヘタレアイドル、不細工アイドルという新しい市場をつくり、 そこでナンバーワンになり、 しまいにはアイドルとしてナンバーワンになった指原莉乃。 そしてアイドルの枠を超え芸能界で勝負する。 その頭には芸能界のドンになるという野望が最初からあったのでしょう。 彼女こそ新しい時代のマーケティングの天才と言えるでしょう。

あとがきにかえてストーリーのある指原莉乃が人を動かした

この本は指原莉乃さんと出川哲郎さんという偉大なタレントを通して。

そして偉大なマーケティングの天才を通してマーケティングの発想を知ってもらう。

できたらマーケティング発想を身につけるきっかけになればうれしいと思い書きました。

 

最初は指原莉乃さんと出川哲郎さんの分量をイーブンにしようと考えたのですが説明のしやすさわかりやすさで指原莉乃さんの扱いが多くなっていきました。

それをなぜか考えたら彼女にはやはりストーリーがあるからなのだと考えるようになりました。

わかりやすいストーリーが彼女にはあった。

田舎から芸能界のドンに上り詰めようと上京してきた田舎では美人だったでしょう彼女も都会では神セブンという先輩に道をふさがれた。

全くかなわなかったそこでかわいさ美人度では勝てないと悟った指原さんは今までの美人でかわいい指原莉乃を捨てた。

そこの決断が人の心をうつのだと思います。

そして芸能界のドンをそれでも目指すと覚悟を決めたのです。

覚悟を決めた指原さんを多分見る人が見れば分かったでしょう。その覚悟が人を動かしたのだと思います。

その後も紆余曲折ありましたこの本ではあえて触れなかったことも少し振り返れば皆さんの記憶に思い出されることもあるでしょう。

彼女にはストーリーがあったのです。

そしてそのストーリーが人を巻き込んだのです。

それはたぶん彼女が計算したものではなかったと思います。

時代の変化天の助けにすくわれたこともあったのだろうと思うのです。

しかし人を動かすのは戦略もありますがやはりストーリーなのだとこの本を書いている途中に気づかされたのです。

AKBファンも1人の自分の大切な人生を生きている人間です。

それは一般の視聴者もそしてマーケティング戦略の対象となるお客さんも1人1人自分の人生を一生懸命に生きている人間なのです。

そしてその人たちを動かすのは戦略だけではないそう考えるのです。

私はこの本で指原さんの思考や行動をマーケティングの成功例とあげその他のAKBのメンバーを厳しく評価することもあったと思います。

しかしその彼女たちも自分の人生を一生懸命に生きそしてファンの人のことを一生懸命に考えていいダンスを見せたいとそう考えてトレーニングをしてきた人もたくさんいると思うのです。

それに対してマーケティング的に目的合理性がないとバッサリ切ることを私はしてきました。

それが正しかったのでしょうか?

そして一方でだからと言って結果として成果の出ない努力をしてしまった彼女たちを正しいということが望ましいのでしょうか?

皆さんはどうお考えでしょうか?

私はやはり現実の厳しさを知る人間です。

どれだけ努力してもそれが結果に向けた努力でなければ努力ではないと思うのです。

それでは彼女たちをどう考えるのかとやはり思いは戦略がなければ勝てないとそういう厳しい結論を出すのです。

なぜなら指原さんも誰よりも情熱をもって覚悟を決めて戦ってきたのです。

そしてその戦略に思いがあったから覚悟があったから人を動かしたのだと思うのです。

ビジネスというのも最後は人と人のかかわりです。

人に選んでもらわないと利益をあげることができません。

そしてその人は常に合理的ではないのです。

その時にストーリーというものが人を動かすのだと私は考えたのです。

このストーリーはやはり本人が必死に生きてきた目的に向かって全力でチャレンジした負ける時も逃げる時もあったかもしれない。

そこで立ち上がって戦ったからこそストーリーとして人を動かすのだと思います。

戦略も必要だけど全力で打ち込む情熱をもって戦う本気でお客さんのことを考えるこういった部分がなければ真に勝つことはできないのだろうと思うのです。

少しでも皆さま方のお役に立つことができるならばうれしいです。

お読みいただきありがとうございました。

心から感謝します。