マーケティングの天才 指原莉乃は松本人志を踏み台にできるのか

競争が一番激しい芸能界 そこで勝ち続ける2人 指原莉乃と出川哲郎 そこにはマーケティングの基本にのっとった正しい戦略があった。 王道のアイドルでは勝てないと知り、 ヘタレアイドル、不細工アイドルという新しい市場をつくり、 そこでナンバーワンになり、 しまいにはアイドルとしてナンバーワンになった指原莉乃。 そしてアイドルの枠を超え芸能界で勝負する。 その頭には芸能界のドンになるという野望が最初からあったのでしょう。 彼女こそ新しい時代のマーケティングの天才と言えるでしょう。

はじめに 指原莉乃はマーケティングの天才

かわいいだけを競うのはレッドオーシャン

いじられるアイドルはブルーオーシャン

自分が勝てないと認めるから勝てる場所を探す。

 

マーケティングレッドオーシャンブルーオーシャンという言葉があります。

これはレッドは血の海ブルーは平和な青い海

ということです。

つまり血の海が流れるほど競争の激しい市場のことをレッドオーシャンと言い競争が激しくない平和で利益を上げることができる市場をブルーオーシャンというのです。

芸能界はおそらく日本で一番競争が激しい世界と言っていいと思います。

世の自分の才能に自信のある人が地位と名誉とお金を目指して血みどろの競争をしている。

そういう世界だと思います。

その中で勝ち抜いている2人の人物に注目をしてほしいのです。

指原莉乃出川哲郎

この二人は現代資本主義の最先端のマーケティング戦略の基本に忠実にのっとった振る舞いをしているがゆえに芸能界の世界でトップに到達したと思います。

もちろん彼らはまだトップではないという方もいると思いますがもうあのレベルに行ったら十分トップと言っていいと思うのです。

この本はそこを議論するのが目的ではありません。

指原莉乃さんは何故あそこまでのポジションに行けたのでしょうか?

彼女は一般人の世界ではやはり美人なのだと思います。

ですがそれでも芸能界で勝負をするようなアイドルの中ではルックスだけであれば取り立てて優れているとは言えないと思うのです。

指原莉乃さんのファンの方には大変申し訳ありませんがやはりルックスでは彼女よりかわいいそういうアイドルやタレントというのはいると思うのです。

というよりも非常にたくさんいると思うのです。

そうは思いませんか?

それはたぶん皆さんにも納得していただけると思うのです。

タレントやアイドルの方はルックスにおいては非常に優れている方はたくさんいるからです。

ではなぜ彼女は勝つことができたのかそれは芸能界というレッドオーシャンの中にブルーオーシャンを見出したのだと思います。

簡単に言ってしまえばかわいいだけを競ったら他にたくさんかわいい人がいる。

だったら他のところで差別化しなくてはいけないと発想を変えることができたのです。

私はこれはとんでもなくすごいことだと思うのです。

だって普通に生活していたら十分かわいいのですよ指原さんというのは。

みなさん今まで同じクラスに指原さんよりきれいな人がいたことありますか?

多分いたとしても5人もいないと思うのです。

そんなきれいな女性として生きてきた指原さんがきちんと自分は外見で勝てない今までの生き方を変えなくてはいけない。

他のところで勝負しなくてはいけないと認めてそして新たな自分を作り出したのです。

それは言うほど簡単なことではないと思うのです。

この本では指原莉乃さんそして出川哲郎さんがどういう理屈の元勝っているのかそしてそこからマーケティングというこれからの世の中で生きていくうえで最も大切なスキルを一緒に学んでいきたいと思います。