ヘタレアイドルが得か損か固定観念にとらわれず計算できる
ヘタレアイドルが得か損か固定観念にとらわれず計算できる
マーケティングや戦略論の概念に差別化という言葉があります。
聞かれたことがある方もいると思います。
それはどういうことかというと人と違うことをやった方が得ですよとさっくり言えばそういうことです。
他の人と違う魅力がないとその商品を買う人は少ないですよね。
人と違う価値を提供できるからその商品を買うのです。
もしくは高いお金を出すのです。
他のものと同じことしか提供できないのであれば競争力を失って陳腐化してしまう。
つまり損をするということです。
例えば仕事もそうですね。
人と違うことができれば。
その人は特別扱いをされてよい待遇を受けることができます一方で他の人ができることしかできない人は非常に低い扱いになってしまうのです。
残酷ですがそれが資本主義というものなのです。
それは頭で理解している人もたくさんいると思うのです。
ですが実際に皆さんは差別化できていますか?
そう聞かれると胸を張ってできているという方は少ないと思うのです。
もしかしたその方は幸せなのかも知れません。
意識して差別化せずとも満足のいく結果を手にしているのかもしれませんサッカー選手でうまい人は大抵子供のころは背番号10番のポジションを担います。
攻撃的ミッドフィルダーというポジションであったりもしくはフォワードです。
ですがある時それでは勝てないと気が付かされるのです。
そうすると自分がどこのポジションで勝負するのか自分の才能というのを見つめなおすのです。
サッカーという市場で勝ってきた人がそれでは勝てなくなって守備のポジションに専念するそういうことがあるのです。
サッカーの日本代表クラスの人たちも最初は10番だったと思うのです。
少なくとも10番を背負える人たちだった。
しかしそれでは上に行かなくてはいけないと気づき差別化を考えるのです。
もっとわかりやすい例は野球ですね。
プロ野球選手になるような人は大抵の中学高校であればエースで四番を背負える人たちでしょう。
しかしプロに行けば周りも同じようなもしくはそれ以上の才能を持っている人たちなのです。
その中でエースで四番を担ってきた人たちが中継ぎというポジションで自分の居場所を確立したり走塁のスペシャリストつまり走る専門性をとことん磨いて勝負したり守備のスペシャリストで勝負したりするのです。
つまり差別化ないと生きていけないのです。
プロになるような人ですら自分の負けを認めて差別化を目指すのです。
そうであれば差別化を強く意識せずに生きてきた人はもしかしたすごく能力のある人なのかも知れません。
もしそうであればそういう人が差別化できればもっと勝てる可能性があるのです。
同じ守備のスペシャリストであり同じだけ努力と工夫をすれば勝つのはより才能のある方ですから。
それでベトナム語の件に戻りますがここでもやっぱり英語を勉強した方がと考える人が大半だと思うのです。
それはもちろん我々日本人は中学校高校に行く人は高校大学に行く人は大学とずっと英語を勉強してきたのもあります。
それ以上にやっぱり英語の方がいいよなという固定観念がある。
常識があると思うのです。
差別化をするということはそういう固定観念をぶち破らないといけないのです。
そこがポイントになってくるのです。
やっぱり英語の方がなんかかっこいいし潰しがききそうだとそう考えるのです。
しかし本当に英語の方が潰しはきくでしょうか?
そしてベトナム語はつぶしはきかないでしょうか?
そこまで考えて英語かベトナム語を選択する人はいないような気がするのです。
言うまでもなく同じレベルでベトナム語と英語が話せるときに今の時代に市場価値があるのはベトナム語でしょう。
本当に一部のレベルつまり本当にビジネスレベルで英語を使えるのであればその市場価値も非常に高いのも事実です。
ですがそれって契約者を英語で作成できるレベルですよ。
そんなレベルにならない以上はベトナム語の方が圧倒的に勉強1時間あたりの価値は高いのです。
そこを考えることができるのか。
自分がどのレベルまで英語を身につけることができるのかそしてそのために何時間かかりそれがどれだけの収入につながるのかそしてベトナム語だったらどうなのかそこを考えることができる人というのは非常に少ないと思うのです。
差別化の例でいえばこれだけ英語に人々が殺到しているそうであれば他の言語にいった方が得なのです100人女性がいるのに95人の男性は1人の女性に突っ込んでいるのと同じなのですから。
そうすると残りの99人の女性にいった方が得だなとそう考えることができるのがマーケティングなのです。
マーケティングのセンスがある。
マーケティングの発想が優れているのかどうかなのです。
皆さんはどうですか?
物事を見るときに誰がどれだけ殺到しているこっちは誰も目がいっていないから得だなとそういう視線で見たことはありますか?
もちろん人気がないのには理由があるときもあります。
所詮。
ごみはごみだから人気がなくて安い商品というのは世の中にはたくさんあるでしょう。
安物買いの銭失いとは昔の人はよく言ったのものです。
ですが本当に合理性がある人気なのかどこかにその人気を利用して自分が得できる場所がないのかそれを考えることが大切になって来るのです。
指原莉乃さんはそれができたのです。
ヘタレアイドルというのが得する市場なのかそうでないのか。
そこをきちんと見抜いたのです。
固定観念にとらわれてかわいいアイドルを目指すのではなく自分がかわいいアイドルを目指すのとヘタレアイドルを目指すのはどちらが得なのかきちんとそろばんをはじいて勝算があるとそう考えて勝負したのです。
ベトナム語を選ぶ人も同じです。
英語はもう誰もが勉強しないといけないと考える言語になっています。
だからみなさん勉強しているのです。
しかしそれは思考停止ではないでしょうか?
みんなが集まるレッドーオーシャンだから損をする可能性はないでしょうか。
そこを考えられたことはありますか?
マーケティングというのは常に自分が勝てる市場を探すといいましたそれは市場を見るということです。
この市場が得か損なのかそれを常に考えるということです。
そして得なところで勝負するそれが基本的な考えです。
皆さんは英語を勉強することが得か損か考えたことがありますか?
英語とベトナム語どちらを勉強した方が得か考えたことがありますか?
それを考えたことにない人はものすごく損をしている可能性があります。
もちろん全てに関して得か損かで考えるのは違うのではないのかという意見もあると
思います。
ですが一つ見る視点は楽して得している人はいないのかそれを考えればいいのです。
皆さんが気づかないところで楽して得をしている人がたくさんいるのです。
視野を広げて考えないと損ばかりをしてしまう可能性が本当にあるのです。
流行に流される人は大抵損をします。
一部の人は流行を利用して得をしますが大抵は損をするのです。
ですからまずはその市場は競争が激しくないのか。
そういう人が得をしてどういう人が損をするようになっているのかそれを見ぬことです。
もう少し言えば日本のビジネスマンでマイナーな言語を身につけている人は本当に得をしています。
それで現地の人脈なんて築いたら一生くいっぱぐれありません。
それほど日本人は一つの流行に殺到するからです。
つまり言語で言えば英語ですね。
今は中国が非常に発展してきましたが実は何十年も前から中国で現地に人脈を持っている人は非常に重宝されたのです。
それは中国だろうがベトナムだろうがブラジルだろうがメキシコだろうが同じです。
みんながいかないところで一定程度以上努力をすればほぼ確実においしい目にあることができるのです。
それは指原さんがヘタレアイドルでおいしい思いをした不細工アイドルでおいしい思いをしたのと一緒ですね。
どこがおいしい思いなのかと思うかもしれませんが単純に知名度が変わるのです。
ヘタレっだけで目立つのです。
芸能人は人にもらって仕事が来るのです。
名前も知られない芸能人なんて芸能人ではないのです。
そして誰も知らない商品なんてないのと一緒なのです。
知られることがスタートなのです。
どれだけの人に知られるのかが勝負なのですそういう点ではまず目立つことができたかわいさではきれいさでは目立つことができないがヘタレならヘタレキャラを演じるだけで目立てるのです。
それだけで知名度が上がる。
そしてキャラ的にも扱いやすいそうするとテレビをつくる側からしても使いやすいのです。
つまり番組に出る機会が増えるのです。
そうするとより目立つとそういう好循環に入ることができるのです。
それが楽してうまい汁をすうということなのです。
彼女がやったことはヘタレキャラを演じることです。
それほど難しいことではないでしょう。
それよりも必死になってダンスのトレーニングをしている人はたくさんいたでしょう。
歌のレッスンをしている人はたくさんいたでしょう。
ですがヘタレを演じるだけで知名度があがるつまり自分のアイドルとしての価値が上がるのですつまり金を稼げるのです。
楽して金を稼げる方法を彼女は見つけたのです。
それと語学も同じなのです。
英語をものすごく勉強するよりもベトナム人の彼女つくってベトナム語身につけた方がうまい汁をすえるのかもしれないのです。
そこが問われるようになってきているのです。
それができるのがマーケティングを身につけるということなのです。
常にどこかで楽してうまい汁を吸うことができなのかそれを考えるということです。
あまりにせこいだろうと考える人もいると思います。
欲を丸出しだろうと考える人もいると思います。
しかし言い方をきれいにしても本質は変わらないのです。
こちらの言い方の方がイメージしやすいと思ったのです。
ですから同じこと言いますがこの本ではマーケティングの成功例を紹介して解説していきます。
それはつまるところどうすれば楽してうまい汁をすえるのかを探した結果と言えるのです。
マーケティングとはどうすれば楽してうまい汁とすえる場所を見つけてそこを独り占めするのかそういう行為といってもいいのです。
あなたはそういう場所を探したことがありますか?